ふるさとで見つけた、“ここ”にしかないもの。
取材中にちょっと寄道
#スパカツ 北海道白糠町「軽食喫茶アズ・ハウス」
ふるさとで見つけた、“ここ”にしかないもの。
取材中にちょっと寄道
#スパカツ 北海道白糠町「軽食喫茶アズ・ハウス」

 白糠町役場での取材を終え、腹ごしらえに近くの喫茶店へ。

 役場の柴田さんからもその存在は耳にしていたが、ここにもあったぞ「ミートカツスパゲッティ」。通称「スパカツ」と呼ばれるこのメニューは、この地域のソウルフードだという。1960年ごろ、釧路の老舗洋食屋が発祥の「スパカツ」。

 暖房もない時代の寒い冬に、最後まで温かく食べてもらうために鉄板に乗せて。そして、贅沢な気分になってもらうために、高級だった豚カツレツをミートソースとともに豪快に盛り付ける。そんな地元の人へのやさしさから生まれたメニューなのだ。お店によってメニューの呼び名は違えど、隣接する白糠町でもすっかり定着し、皆小さい頃から親しんできた逸品。そのボリュームに圧倒されるが、食べ始めたら美味しさのあまりにペロリと食べれてしまうから不思議である。

 地域を知るには、地域の食から。
やさしいエネルギーをチャージして、 取材班は次のインタビューへと向かった。

SPOT関わっている場所
spots-thumbnail-image

北海道 白糠町

白糠町(しらぬかちょう)

北海道の南東側、太平洋に面した町。面積の8割が森林でありながら、暖流と寒流が交わる絶好の漁場も有し、…

spots-thumbnail-image

北海道 白糠町

軽食喫茶アズ・ハウス(ちょうしょくきっさあずはうす)

アズ・ハウスはこじんまりとしたスナック風のレイアウトで豊富な食事メニューを楽しむことができます。カレ…

この記事は『HERES vol.1』に
掲載されています
創刊号 vol.12025.2.1 発行
特集 創刊号特別対談
山口周×黒田康平
日本が追求すべき豊かさは地域にある

特集 徹底現地取材!
生産者と地方公務員が描く、ふるさとの未来図
北海道・白糠町 / 北海道・登別市
表紙
post-magazine-hyoshi
裏表紙
post-magazine-urabyoshi
ご要望の方はこちら
icon-link
この記事をSNSでシェアする
X
Facebook
LINE
URLをコピー
目次